スズキ エブリイPC 64V

2025.04.04
ブログ
今回は軽貨物業界でよくある「ドライバーさんへの早期支払い」や「手数料を安くする戦略」が、会社経営を圧迫する危険性について、具体的な数字を使ってわかりやすく解説してみます。
最近、「ドライバーさんに早く報酬を支払います」「手数料も安くします」という形で採用を進める会社を見かけます。ただ、実はこれ、長期的には非常に危険な戦略なんです。
たとえば、以下のような条件で考えてみましょう。
会社はお客様(荷主)からの入金が40日後にも関わらず、ドライバーさんには30日後に支払っているとします。すると、毎月会社が先に45万円を立て替えることになりますよね。
仮に会社の利益(手数料)が毎月5万円だとすると、先に支払った45万円を利益で回収するには約9ヶ月(45万円 ÷ 5万円)かかります。ドライバーさんが増えるほど、会社の資金繰りへの負担はどんどん重くなります。
会社設立から2年が経過すると、消費税の納税義務が発生します。ここで簡易課税制度(運輸業のみなし仕入率50%)を適用した場合を考えてみましょう。
この時、会社の利益は月間5万円でしたよね?
そこから消費税2.25万円を納税すると、実質の利益は2.75万円しか残りません。
消費税の納税が始まると、それまで5万円あった利益が実質2.75万円にまで縮小します。
しかしドライバーさんへの立て替えは毎月45万円。これを実質利益2.75万円で回収しようとすると、なんと16ヶ月以上(45万円÷2.75万円=約16.4ヶ月)もかかる計算になります。
つまり、ドライバーさんが稼働開始から約1年半もの間、会社の資金は回収できないままです。
一人のドライバーさんでこれだけの負担があるということは、ドライバーさんが10人、20人と増えていったらどうなるでしょうか?
こういった経営的な圧迫が長期間続くことで、最悪の場合、会社の存続自体が難しくなるケースも珍しくないんです。
会社経営を守るために重要なのは、「ドライバーさんのため」だけでなく、長期的に会社が安定して利益を出し続けることです。
こうした経営判断を早めに行い、無理のない支払いスケジュールと適正な利益率を設定することが重要です。
今回お伝えしたかったポイントは、
ということです。
軽貨物事業を長く安定して運営するためには、経営に無理のない設定を心掛け、きちんと利益が出る仕組みを作っていきましょう。
今回のお話が参考になれば幸いです。
鈴木 徳俊 軽バン工房の知恵袋
45歳。軽貨物業界の現場を知る一人として、リアルな経験をもとにブログを執筆。日々の業務や業界の動向、事業者やドライバーにとって役立つ情報を発信している。
趣味はスーパー銭湯巡り。日帰り温泉も含めて、ゆっくり足を伸ばしてリラックスした後に、ビールを流し込むことが休日の楽しみ。
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