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【車検通したばかりなのに壊れた…?】

現場ドライバーが知っておくべき“車検では見ない部分”とトラブルの真実

車検を通した直後に、

  • エアコンが突然効かなくなる
  • ウォーターポンプが逝く
  • オルタネーター(発電機)が突然死
  • ラジエターから水漏れ
  • ベルト鳴き・異音が急に発生

こうしたトラブルに遭遇して、

「え、車検通したばかりなのに!?」

と驚くドライバーは非常に多いです。
しかし結論から言うと、これは“車検の仕組み”を知っていれば当たり前であり、決して整備不良や詐欺でもありません。

この記事では、
「車検ではどこを見ていて、どこは見ないのか?」
という根本的なギャップを、現場ドライバー向けにわかりやすく整理します。


【1】車検とは“今この瞬間に法律上OKかどうか”の検査でしかない

まず大前提として、車検とは

“今日の状態で道路を走っていいかどうかの検査”

であり、

  • 壊れそうか?
  • 近いうちに交換すべきか?

といった“将来の故障”のチェックは対象外です。

さらに、車検の検査項目は国で決まっており、
その項目以外はチェックしなくても合格できる仕組み になっています。

つまり、車検に通ったからといって、

「車のすべてが健康状態である」わけではない

ということです。


【2】車検ではチェック“されない”代表的な壊れやすい部品

以下は現場で実際に壊れやすく、かつ車検項目としては“直接の検査対象ではない”部品です。

ただし、安全に直結する故障が発生していれば車検は通りません


■ エアコン関連

  • コンプレッサー
  • エアコンガス漏れ
  • エバポレーター

→ エアコンが効くかどうかは車検項目ではありません。


■ 電装系

  • オルタネーター(発電機)
  • バッテリー性能低下
  • センサー類(クランク角センサー等)

→ 壊れるまでわからない部分が多い。


■ 冷却系

  • ラジエター
  • ウォーターポンプ
  • サーモスタット

→ 冷却水の量が明らかに不足していたり、漏れが確認できる場合は車検に通りません
→ ただし“微細なにじみ”程度では見逃されることもあります。


■ ベルト類(補機ベルト)

  • ヒビが多少あっても車検は通る
  • しかし突然切れたら即運行不能

■ エンジン内部の劣化

  • オイル管理不足による内部摩耗
    → 車検の検査では内部状態はわからない。

要するに、

車検では“走る・曲がる・止まる”に関わる最低限だけを確認している

ということです。

そのため、エアコンや電装系のような“壊れる時は突然壊れる部位”は検査対象外となります。


【3】なぜ「車検直後なのに壊れる」のか?理由は3つ

● (1) 車検は“劣化の未来予測”をしない

車検で見ているのは

  • 今切れていない
  • 今漏れていない
  • 今動く

これだけです。

“あと1ヶ月で壊れる部品”かどうかは見ません(見られません)。


● (2) 軽貨物は走行距離が多く、劣化スピードが早い

普通車が1年1万km走るのに対し、軽貨物は

  • 1年3〜5万km
  • 毎日ストップ&ゴー
  • 荷物の重量負荷

この結果、
車検後1〜3ヶ月で故障が表面化するのはむしろ普通
です。


● (3) 車検はあくまで「点検項目が限定された法定イベント」

車の健康診断ではなく、法律上の許可証更新です。
この誤解が“車検通したばかりなのに問題発生”の最大の理由です。


【4】現場ドライバーがやるべき対策は3つだけ

■① 車検=安全保証ではないと理解する

これは最重要。
“車検を通した=しばらく安心”ではありません。


■② 車検と別で「整備の見積もり」を必ず取る

車検に通すだけの整備と、故障予防の整備は別物。

  • 車検見積もり
  • 整備(予防)見積もり

この2枚を出してもらうだけで、トラブルを事前に防げます。


■③ 仕事車(黒ナンバー)は“半年点検”が現実的

軽貨物は走行距離が異常に伸びるので、

  • 3〜6ヶ月ごとの点検
  • オイル交換頻度UP
  • ベルト類の定期確認

これらが実質的に“保険”になります。


【まとめ】車検は「通った瞬間に安心」ではなく「最低限の通行許可証」

車検は決して万能ではありません。

  • 壊れやすい部品の多くは検査対象外
  • 劣化の未来予測もしない
  • 軽貨物は劣化スピードが速い

この3つが揃うことで、

「車検直後に壊れた」現象は、珍しくもなんともない

というのが現場の常識です。

だからこそ、黒ナンバーで仕事をしているなら、

“車検”と“整備”を別物として考える
ことが、結果的に車両トラブルを最小化し、売上の安定にも直結します。

それでは本日も安全運転で!ごきげんよう。

鈴木 徳俊

軽バン工房の整備担当。学生時代には法曹界を志していたという異色の経歴を持つ。現場ドライバーさんからの信頼が厚く、車のトラブル相談はもちろん、仕事上の悩みまで持ち込まれる存在。
日々、声に耳を傾けながら最適な整備とサポートを行っている。休日はスーパー銭湯や日帰り温泉で、風呂上がりのビールを片手に、笑顔の妻と過ごす時間を何よりの楽しみにしている。

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