スズキ エブリイPC 64V
2026.03.24
修理


事前点検済み。整備チェック済み。準備は完璧だった。完璧なはずだった。「はずだった」という言葉は、いつだって敗北宣言の別名だ。
レーンに入った。ライトを点けた。
右だけ、弱い。
明らかに、決定的に、言い逃れのできないほど弱い。光量不足。さっきまで普通に光っていたのに。さっきまで、確かに、疑いようもなく普通に光っていたのに。
しかも検査未実施扱い。不合格ですらない。存在を、否定された。
叩く。
理由はない。根拠もない。エビデンスなど存在しない。あるのはただ、叩けば直るという昭和生まれの血に刻まれた確信だけだ。電化製品も電装系も、叩けば直る。それが信頼と実績が証明してきた、唯一にして最強の真理だった。
ダメだった。
伝統工法が、通用しなかった。昭和が、令和に負けた瞬間だった。
事務所に戻る。工具を持つ。ヘッドライトを外す。バルブを抜き差しする。
ダメだった。
新品のバルブに交換する。ダメだった。電圧を疑う。でも反対側のライトは正常だ。他の電装も全部正常だ。新品のバッテリーに繋いでみる。ダメだった。コネクタの汚れを掃除する。ダメだった。
やっていることは間違っていない。手順も、判断も、根性も。なのに当たらない。これが電装系というものの、本質的な意地悪さだ。 摩訶不思議アドベンチャーとはよく言ったものである。


そして電話した。仲の良い整備士に。かくかくしかじかと状況を説明した。すると向こうが言った。
「ヒューズ見ました?」
――ヒューズ?
「消えてないよ?光ってるんだよ?」と言い返した。すると向こうが言った。「だから見てみてください」
半信半疑で確認した。
飛んでいた。普通に、飛んでいた。
ヒューズが飛んだら、消える。それが常識だ。昭和の常識だ。光っているのだからヒューズではない。光っているのだから大きな問題ではない。光っているのだから――
しかし最近の車は違う。安全設計が進化している。ヒューズが異常でも、完全消灯を避けるように作られている。だから弱くでも、かろうじてでも、点灯を維持する。
結果として生まれるのが、「光っているが、足りない」 という摩訶不思議な状態だ。見た目は正常。実態は異常。昭和の直感が、令和の設計思想に完全敗北した瞬間だった。
情報は更新しなければならない。日々の学びを怠ってはならない。昭和の経験則は尊い。しかしそれだけでは、令和のヒューズには勝てない。
順番を覚えておけ。まずヒューズ。次に接点。最後にバルブ。
点いているかではなく、正常かを見ろ。
それが今日の結論だ。昭和生まれのいぶし銀からの、敗北と学びの全記録である。
それでは本日も安全運転で、ごきげんよう。

鈴木 徳俊
軽バン工房の整備担当。学生時代には法曹界を志していたという異色の経歴を持つ。現場ドライバーさんからの信頼が厚く、車のトラブル相談はもちろん、仕事上の悩みまで持ち込まれる存在。
日々、声に耳を傾けながら最適な整備とサポートを行っている。休日はスーパー銭湯や日帰り温泉で、風呂上がりのビールを片手に、笑顔の妻と過ごす時間を何よりの楽しみにしている。
最後は残価0円!追加費用0円!
03月24日現在
1か月¥40,000(税込)
年式にも走行距離にも
こだわりたい方
▼例えばこんな車両 走行7万キロ以下
H28年式以上で外装に大きな問題のない車両
1か月¥35,000(税込)
年式が新しめの車両を
お探しの方
▼例えばこんな車両 走行10万キロ以下
H26年式以上で外装に大きな問題のない車両
1か月¥30,000(税込)
程度の良い中古で
十分な方
▼例えばこんな車両 走行10万キロ以上
外装に特に問題のない車両
1か月¥25,000(税込)
とにかく走るので
コスパ重視の方
▼例えばこんな車両 走行10万キロ以上
外装に多少の傷やへこみのある車両
軽バン工房F.P.が
![]()
1
最短3日で
納車
2
一都三県
現地納車無料!
3
現金販売にも
対応
4
黒ナンバー
取得代行
5
基本プランは
残価設定0円
6
任意保険
対応可能
7
使用者変更
可能!
8
選べる
リース回数
使用者の名義変更
リースアップ後の残価
月間走行距離
現地納車
軽バン工房F.P
◯
0円
なし
無料(一都三県)
A社
×
あり
あり
有料
B社
×
あり
あり
有料
まずはご相談ください!
軽バン工房FP直通
受付時間9:00〜18:00
(担当者直)