スズキ エブリイPC 64V
2025.10.06
連載企画
いよいよ最終回。これまで全9回にわたって、「軽貨物業を法人で経営するなら知っておくべきお金の話」を体系的に解説してきました。
最終回では、その内容を総まとめとして「軽貨物法人経営に必要なお金の鉄則10カ条」に整理し、これからの事業経営に役立つ“実践的な指針”としてお届けします。
売上がいくらでも、外注費や経費で消えるなら意味がありません。1件単価や距離報酬よりも、「実際にいくら残るか(粗利益率)」がすべての判断基準になります。
制度対応はもちろん大事ですが、最大のリスクは「入金された消費税を使ってしまうこと」。納税は年1回でも、日々の管理で“見えない債務”を意識する必要があります。
ギリギリの資金でスタートしても、トラブルや支払いズレですぐに手詰まりになります。初期投資と同時に、手元資金の確保(余力)が開業後の安定に直結します。
プライベートと法人の経理を混同すると、正確な利益も税額も把握できません。法人カード・法人通帳で経費を明確に分けることが、経営管理の第一歩です。
グレーゾーンの経費処理で短期的に得しても、税務調査で否認されれば逆効果。経費の考え方を「節税策」から「正しい線引き」にシフトさせましょう。
会計・税務を任せる相手は“外注先”ではなく“経営の相談役”です。月次で利益を把握し、経営の判断材料として会計情報を活かすには、信頼できる税理士との連携が不可欠です。
車両調達や事務所設備で現金を使い切るのは危険。リースや融資をうまく活用して、手元資金を温存するという視点が法人経営には求められます。
売上が月末入金、支払いが月中先払い──このズレがキャッシュを圧迫します。サイト交渉・タイミング調整は、採用計画と同じくらい重要です。
「利益がある=資金がある」は大きな誤解。納税・返済・賞与で現金が吹き飛ぶ構造を理解し、常に“キャッシュが残る”経営を目指しましょう。
売上の大小ではなく、管理力と判断力。軽貨物法人の成功は、数字に強い社長が勝つ時代です。感覚ではなく、シミュレーションと仕組みで戦いましょう。
10回にわたってお届けしてきた本講座も今回が最終回となります。
軽貨物業界はこれからも変化し続けますが、「お金の考え方」さえ身につけていれば、どんな状況にも対応できます。
これから法人化を検討する方も、すでに経営を始めている方も──今日からできる一歩を大切に、賢く、強く、生き残る軽貨物法人を築いていきましょう。
それでは本日も安全運転で!ごきげんよう。

鈴木 徳俊 軽バン工房の機械係
45歳。軽貨物業界の現場を知る一人として、リアルな経験をもとにブログを執筆。日々の業務や業界の動向、事業者やドライバーにとって役立つ情報を発信している。
趣味はスーパー銭湯巡り。日帰り温泉も含めて、ゆっくり足を伸ばしてリラックスした後に、ビールを流し込むことが休日の楽しみ。
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