スズキ エブリイPC 64V
2025.09.15
経営連載企画
軽貨物業界では、案件単価や配達件数ばかりに注目しがちですが、実際にはそれだけでは立ち行かないのが現実です。特に法人として事業を運営する以上“お金の管理”は経営の根幹です。
この連載では、軽貨物法人の経営者が最低限おさえておくべきお金の知識、収支の考え方、節税、資金調達などを体系的に解説していきます。
「車を買うならローンを組めばいい」「融資を受けて車を所有した方が得」 ──このような感覚で車両導入を判断してしまうと、軽貨物法人は簡単に資金繰りに詰まります。
今回は、車両導入=設備投資における「融資の落とし穴」「リースのメリット」「キャッシュフローを守る戦略的な判断軸」について、初心者にもわかりやすく解説します。
銀行や信金から融資を受けて車両を購入する場合、自社の所有物となるため「資産」として計上されます。 一見すると「将来売れる」「資産として残る」と思いがちですが、実際の運用面では以下のような問題が起きやすくなります。
【融資購入の主なデメリット】
つまり、「見た目の所有」と「資金繰りの健全性」は全く別物なのです。
どれだけ利益が出ていても、現金が足りなければ給料も支払えないし、税金も納められません。 軽貨物業は、ガソリン代や車検、修理費など突発的な支出も多く、余剰資金の確保が事業継続の鍵となります。
【手元資金が重要な理由】
融資を受けて車を買うと、この“自由に使えるお金”が一気に減ってしまいます。
リースとは「車を借りて使う」契約です。所有権はリース会社にあるため、資産計上せず、月額費用をそのまま経費として処理できるというシンプルな仕組みです。
【リースの主なメリット】
さらに、契約満了時には再リースや返却といった選択肢があり、業績や案件状況に応じて柔軟に対応できるのもポイントです。
大事なのは、「リース or 融資」ではなく、**会社にどれだけお金を残せるか?**という視点です。
例えば、月5万円の支払いであっても、
この違いが、税引後の手残りや資金繰りに大きく影響します。
軽貨物法人にとって、経営判断は「キャッシュファースト」で考えることが鉄則です。 車を持つことが目的ではなく、車を使って利益を出し、手元にお金を残すことが最終ゴール。
融資とリース、それぞれに一長一短はありますが、特に開業初期や拡大期には、リースによってキャッシュフローを安定させる方が賢明な選択となる場面が多いでしょう。
次回は「資金繰りとキャッシュフロー」について解説します。
それでは本日も安全運転で!ごきげんよう。

鈴木 徳俊 軽バン工房の機械係
45歳。軽貨物業界の現場を知る一人として、リアルな経験をもとにブログを執筆。日々の業務や業界の動向、事業者やドライバーにとって役立つ情報を発信している。
趣味はスーパー銭湯巡り。日帰り温泉も含めて、ゆっくり足を伸ばしてリラックスした後に、ビールを流し込むことが休日の楽しみ。
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