スズキ エブリイPC 64V
2025.09.30
修理
軽貨物ドライバーにとって、恐ろしいトラブルのひとつがオーバーヒートです。
高速走行中や荷物を満載しているときにメーターの水温計が点灯、最悪の場合はエンジンブローに直結します。
今回は、実際に「オーバーヒートで入庫」した車両の修理現場を例に、冷却水漏れが起こる原因や、修理のリアルな手順、そして予防策について解説します。
車両本体は、他社の販売店さんがオークションで格安で仕入れた車両を購入したそうです。
エンジンは燃焼によって高温になるため、冷却水(クーラントオイル)を循環させて熱を逃がしています。
しかし、この循環に不具合が起きると冷却が追いつかず、オーバーヒートという事態に…。
よくある原因は以下の通りです。
今回のケースでは、室内側(ダッシュボード奥)に冷却水が漏れ出しており、茶色い跡がくっきり残っています。これは冷却水に含まれる防錆成分が酸化して錆色になったものです。


写真を見てもらうとわかりますが、ダッシュボードを丸ごと外しての作業になっています。
なぜここまで分解する必要があるのか?
それは、ヒーターコアという部品が車内の奥に埋め込まれているからです。
ダッシュボードを外すのは半日仕事。さらに部品交換・組み戻し・エア抜き作業を含めると丸一日以上の大掛かりな修理になるのです。


冷却水漏れを甘く見て走り続けると、以下のリスクが待っています。
つまり、「ちょっと減ってるな」くらいの軽視は厳禁です。特に軽貨物ドライバーは稼働率が高く、走行距離も伸びやすいので、劣化スピードも普通車以上。
トラブルを未然に防ぐには、以下を習慣化しましょう。
特に、軽貨物で年5万km以上走るドライバーは、冷却系統の劣化も早いので注意が必要です。
オーバーヒートは「突然やってくる」トラブルではなく、多くの場合は冷却水漏れという前兆があります。
しかし、ヒーターコアからの漏れは目に見えづらく、発覚したときには今回のようにダッシュボード総外しの大修理になることも少なくありません。
黒ナンバー車両に義務付けられている、日頃からの点検と早めの修理依頼こそが、仕事の中断を防ぎ、車両寿命を延ばす最大の秘訣です。
それでは本日も安全運転で!ごきげんよう。

鈴木 徳俊 軽バン工房の機械係
45歳。軽貨物業界の現場を知る一人として、リアルな経験をもとにブログを執筆。日々の業務や業界の動向、事業者やドライバーにとって役立つ情報を発信している。
趣味はスーパー銭湯巡り。日帰り温泉も含めて、ゆっくり足を伸ばしてリラックスした後に、ビールを流し込むことが休日の楽しみ。
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